2015年6月27日土曜日

【旅行記】ナポリ・シチリアの旅 その3~朝のスパッカナポリとスマートフォン

ナポリ・シチリア旅行記の三回目。
今回はナポリの街中をひらすら観光したというか、ぶらぶらした。
ついでに、海外で初めてSIMカードとスマートフォンを購入。
最後にまたもやピッツァを食べてしまった。ナポリピッツァ最高!

朝のスパッカ・ナポリ




起床して、ホテルの朝食を採りに行く。
イタリアの朝食は簡素で、菓子パン一個とコーヒーだけというのが普通らしい。
しかし、このホテルは意外と豪華? というか菓子パンが山盛り。
一人分として菓子パンが五個くらい出てきたw
袋入りのものもあったので、それは後で食べるために確保。

食べ終えた後はまたもスパッカ・ナポリへ向かう。
昨日は昼過ぎから夕暮れ時までいたのだが、朝はどんな感じなのか?
けっこう準備中の店も多かったけど、まさに店出し最中のところもあったりして興味深い。
特に買い物等もしないまま、ぶらぶらとガリバルディ広場へ徒歩で向かう。

初めて海外でスマートフォンを買ってみたが

広場での目的はスマートフォンの購入。
今まで、海外でSIMカードと携帯を買ったことはなかったのだが、
スマートフォンだとどこでもネットができて便利だし、買ってみることにしたのだ。
広場には家電店とか携帯屋とかいくつかあった感じなので、
そこで適当に見繕って買おうという計画だ。

何軒か見て回るが、結局小さな店ではなく、
たくさんの品が置いてある割と大きめの店に入ってみる。
アンドロイドだと日本製のものはほとんどなくて、中韓の品が中心のよう。
まあ、安いからねぇ。

中国製スマートフォン

とりあえず、店員に欲しいものを告げると、予算を聞いてきた。
旅行中しか使わないので、安いのでいいよ~というと、
100~200ユーロくらいの格安スマホを3種類ほど出してきた。
そして、ビリビリと全部のパッケージを開けて中身を見せてくれる。ちょっと驚いた。
結局、提示されている中で画面が一番大きいモデルをチョイス。
一番大きいといっても、なんと4.0インチ。
日本で使われているスマホの多くが5インチオーバだから、比べると非常にコンパクト。
ポケットにスコッと入るし、これはこれで便利かもしれないねぇ。
HUAWEIというと中国製だが、まあ安いから仕方ないね~。

初期設定も全部店員にお任せ、英語モードで普通に使用できるようにしてもらう。
早速ホテルに戻って追加設定。特に問題もなく日本語化にも成功した。
これで、外でもGoogleマップが使えるし、便利になるはず。

ヨットハーバーとベスビオ山

ナポリの海沿いの散歩は最高

そして、今度はナポリの海沿いを散策。
近々シチリアに行くわけだが、パレルモまではフェリーを使用するつもりなので、
船の確認がてら港まで行ってみる。
フェリーというから瀬戸内海の小さいやつを想像していたら、
思ったよりはるかに大きい。
これ、豪華客船に近いのかも? 豪華客船に乗ったことないけどw
この航路を使う人がすごく多いということなんだろうね。

シチリア行きフェリー

港から西へ海沿いを歩いて行き、王宮のあたりを抜けると、散歩道コースっぽくなってくる。
ここを歩くと、ヨットハーバーからベスビオ山が見えたりしてすごく気持ちいい。
売店なんかもあったりするので、軽食には困らないし、散歩コースとしては海沿いオススメだ。
その後、夕食によさ気なレストランを物色したりしつつ、
トレド通りという目抜き通りを北上、国立考古学博物館に行くことにした。

トレド通りの建物

イタリアといえばバール、バールといえばイタリア

ずっとぶらついていたので、途中のバールでトイレを借りることに。
海外旅行中というのは、けっこうトイレに困ることもある(国にもよるけど)。
ホテルやデパートくらいしかトイレが見つけづらい国だと特に。
しかし、イタリアだと街角ごとにあるバールが強い味方になる。
大抵の店でトイレが借りられるのだ。それに、けっこうきれいなトイレが多い。
借りたお店ではドリンクとかお菓子とかをちょこっと買えばOKだと思う。
まあ、買い物する分数ユーロ払っちゃうので、有料トイレより高くつくんだけど、
なんとなくバールで借りるほうが好きなのは自分だけなんだろうか?

バールとは知ってる人も多いだろうけど、日本語に訳すと喫茶店になるのだろうか。
でも、直訳すると意味が変わってしまう言葉の一つのように思う。
日本の喫茶店はゆっくりするための場所というニュアンスがあるけど、
バールはコーヒーを立ち飲みするお客さんも多くて、椅子が殆ど無い店も。
たいていのバールでお酒や菓子パンあたりを売っていて、
朝はコーヒーと菓子パン、昼からはコーヒーまたはお酒を嗜むという感じかな。
ある人はさっと飲んでさっと出て行くし、お喋りに興じる人もいたり、
様々に使われている気がする。
どこにでもあって、近所の人で経営が成り立っているあたり、
広島だとお好み焼き屋みたいな感じなのかなぁ。
バールのほうが建物・内装ともはるかにおしゃれな感じですがw

国立博物館中庭

さて、国立考古学博物館
ここはスパッカ・ナポリからそれほど遠くなくて、行きやすい。
中はけっこう広いので、ゆっくり見るのなら時間がかかると思う。
彫刻やら古代のコインやらが所狭しと置かれていたりして、さすがは遺跡の国。
しかし、巨大な建物のせいかスマートフォンの電波が弱くて困った。
変わったものを見つけると、検索したくなるんだよね。
ネット環境がなければ、逆にもっと無心に見られるんだろうけど…。

ディ・マッテオのピザ

最後にはまたもやピッツァ

夕方まで博物館を堪能し、またもやスパッカ・ナポリに戻ってくる。
我ながら、どれだけ気に入っているんだか。
夜のお目当てはまたもやピッツァ。
本日はディ・マッテオというスパッカ・ナポリの通りに面した有名店を目指してみた。
すぐに見つかるかと思ったら、通りから見てピッツェリアぽくなかったのでわかりにくい。
テーブル席は主に二階にあり、一階は調理がメインみたい。
ここは確かに美味しかった。
ナポリのピッツェリアといえば、ダ・ミケーレというところが有名。
実は、後にそちらにも行ってみるのだが、個人的にはこちらディ・マッテオの方が美味しかったな。

そんなわけでまた、大きなピッツァをぺろりと平らげ、ホテルに帰還するのでありました。

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